新規格のモデルが着工致しました。
約3週間をかけて基礎を作っていきます。
今回はその図面のお話です。
図面を作るため私(意匠設計士)がまず基礎の外形を考えて、
構造事務所さんに構造計算をしてもらいます。
耐震上必要な鉄筋とコンクリートを計算してもらうわけですね。
現在住宅規模の木造2階建ての場合、
構造計算は義務化されていません。
そのため8割ぐらいの木造2階建てが構造計算されていないと
言われています。
計算するだけで15万~20万ぐらいの費用がかかり、
計算された基礎にするためにさらに20万~25万程度
の工事費用UPとなりますからね。
(来年-2025年-から義務化になるようです)
2000万円以内の家づくりにおいて約40万はかなり大きな額。
建物もオシャレも足元が大事、って考えていますが
靴と違って基礎はお金かけても見た目は変わりません…
ケチりたくなりますがここはきっちりお金をかけます。
構造事務所さんも計算と一緒に図面も作成してくれます。
ただ構造以外に必要な工事情報は記載されていませんので
私が現場用の図面を書き直します。
まぁ構造屋さんが図面のデータをくれるので
一から書くわけではありませんのでそんなに手間ではありません。
一から書くと抜けや間違いのリスクがありますしね。
見やすいようにカラーにしていて、
注意してほしいポイントは赤で書いています。
っが、以前現場で職人さんが持っている図面がモノクロ…
白黒印刷されて赤部分が薄く見えにくい!ってことがありました。
とほほです。
今回はちゃんとカラーのものを持っていますように。