若いうちは建築界や同業者に認められたいっていう思いがすごくあって
できることなら専門誌なんかで取り上げられたり、
なんかの賞を受賞したり、
ちょっとでも名前がうれたらなぁとか考えながら
設計をやってたんですけど、、、
どうやら(若いうちから分かっていましたが)
そういう華やかな世界とは縁が無いようで、
要は実力がないという事をようやく受容れております(悲)
さらにはそういう賞だけではなくて
長期優良住宅とか〇〇認定住宅とかっていう肩書(もしくはおすみつき)にも
興味がないっていうか、
積極的に認定してもらおうとか
っていう気が無いんです、、、最近。
そういう認定を受けようと思うと
ある一定以上の数値や基準をクリアする性能やデザインにしてですね、
申請書を出して審査に合格する必要があるんですが、
まぁ当然といえば当然なのかもしれませんが
実際にその家に住む人の審査ってないんですよね。
そこに住む人が感じる住み心地とか、デザインの好き嫌いとか
一切関係なく認定されるわけで、、、
前職では結構長期優良住宅の認定を受けたりもしましたが
そういうお墨付きのお家でもですね、、、
すんっごいお施主様に怒られたり、
ご満足いただけていないというお住まいも
正直あります、、、たぶん、、、
始めに書いた華やかな世界でも
それはそれはとても著名な建築家の設計で
赫々たる賞を受賞された住宅が
お施主様と訴訟問題になっているなんてことも結構聞きますしね。
まぁつまりですね
優良かどうかとかっていうのは
お国や建築界のお偉い方ではなくて
そこに住むご家族に認定してもらいたいなと
思うんです。(←最近思う事 2)
っで、10年とか20年とかそれぐらいの年月住んでいただいて
やっぱいい家だ!
って言ってもらえたら
それこそその住まいは長期優良住宅ってことになるんじゃないかなぁと。
思うんです。
そんなお家を目指して
明日はみーさんの家、いよいよ大工さん登場で
土台敷きです!
先週せっせと基礎廻りに養生シートをはって準備万端なんですが
台風でとんでないかぁ、、、
というのが今週末思う事でした。