楽しいはずの家づくり、
いざ始めるとしっくり納得できない
ということに多くの方が直面します。
家づくりには検討すべき項目が多く
デザインや間取り、素材に設備、構造と性能、価格、
そしてかなり大事な担当者との相性、
全てにおいて及第点に達しなければ
純粋に楽しめません。
何かの要素が軽視されているケースもあるし
全てにおいて素晴らしい場合は
間違いなく価格も素晴らしく楽しくない。
運よく楽しい家づくりに出会えても
いざ工事が始まるとそれまでの楽しさが無くなってしまう
というケースもあります。
営業さんや設計士さんとは相性がよかったのに
工事担当者とはちょっと…というケースですね。
KIKAKUNAもウッドショック以降、
価格についてのしっくり感が弱まった気がしていて
何とかならないかと日々思案しています。
家の予算について
土地からの購入を前提にすると
建物は税込みで2000万円以内というのが
私個人の感覚です。
土地に2000万、外構や植栽、諸経費で500万
としたら合わせて4500万円!
阪神間の場合、土地2000万というのもなかなか厳しいのが現実で、
実際は5000万ぐらい予算をあげないと家が建てられません。
さっき担当者との相性って書きましたが
金銭感覚が近いっていうのも大事だと感じています。
自分自身が出せない金額の提案を同じ金銭感覚の方に
することはしたくないし、
お金持ちの方の家づくりも苦手です。
なので土地からの購入の場合は建物2000万が
目安かなと。
ただ物価高の今はそれがかなり厳しい…
もう少しコストを抑える提案はないか、
でもせっかく新しい提案をするならグレードダウンではなくて
グレードUPもしたい、
とあれやこれや考えて一つの形にまとめてみました。
しばらく着工がないことも後押しとなり
―個人事業としてはかなりのリスクではありますが―
その形をモデルハウスとして建てることにしました。
と言っても維持するお金はないので検証してすぐ売却予定で、
言い換えれば建売やりますってことになります。
火傷をするのが怖くて火をおこさないタイプだと思っていたのですが
独立して8年目、腹が据わったとも鈍感になったともいえます。
何はともあれ楽しんで完成させたいと思います!
▼新モデルインテリアイメージ