できればゆったりと過ごしたい心地のいい春晴れの日、
現場は基礎の配筋が綺麗に組みあがりました。
前ブログの基礎図面が現場ではどうなっているのか、
まぁ興味も面白味もない内容ではありますが…
とっても大事な部分なのでご紹介いたします。
まずはコンクリートの中に埋まる鉄筋についてです。
埋まってしまってからはどうしようもできない部分なので
コンクリートを流す前に図面通りの鉄筋状況かを
きっちり検査していきます。
代表的な検査箇所はココ
↓
緑で○をしたFG※※っていうところです。
これは基礎の壁部分の鉄筋をどのように組むかを
書いています。
FG1、FG1A、FG2、FG3、FG3A、FG4、FG4A
の7種類の壁が混在することを示しています。
種類が多いようですが今回結構少ないほうです。
っで、それを図面化したものが
こんな感じ。
例えばFG1Aを図面と現場で並べると
こんな感じ。
検査は慣れれば15分程度。
あとは鉄筋を継ぐ部分は鉄筋太さの40倍以上の長さを
重ねる
(直径13ミリの鉄筋を継ぐ場合は52センチ以上重ねる)
とかが守られているかなどを検査していきます!
最後に止水板が忘れず設置されているかですね。
今回はちょうど施工中でした。
止水版が何かっていうのは割愛しますので
気になる方はググってみてください。
これも構造計算と同様、入れていない現場のほうが多いように感じます。
必ずしも必要な部材ではありませんがあった方がいい
部材です。
この段階、もっと書きたいことがあるのですが
なんせ内容が面白くない…
文章の量でなんとかなるわけでもなく、
むしろ面白くない長い文章は苦痛でしかありません、
なのでこのへんで。
キレイな花を咲かすには地味な種まきが、
丈夫な家を建てるには地味な鉄筋組みが必要ってお話でした。