土台敷き

基礎パッキンの後は
土台をまくばって、


アンカーボルトを通す穴を土台に開けて、



基礎パッキンの上に敷いたら
土台座金(カットスクリュー)という金具で
土台と基礎を固定します。





土台の固定が終わると次は「大引き」という材料の取付です。
大引きは土台と似ているのですがちょっと違う部材です。
違いは基礎の上に載っているかどうかです。
基礎に載っているのが土台、
基礎に乗っていなくて鉄の棒(鋼製束)で支えられているものが大引きです。

鋼製束は高さが調整できる構造になっていて
大引きがきっちり水平になるように鋼製束の高さを調整していきます。


土台は基礎にのっているので
建物の重さを基礎に伝達する役割があり、
大引きは基礎にのっていないので床だけを支えます。

必然と柱は必ず土台の上に立ちことになり
大引きの上に柱が立つことはありません。

柱が立つ下は大引きではなく土台とし
その柱や土台が伝える建物の重さに応じた基礎を設計する
という流れです。




大引きの次が床の断熱材です。

Z型したピンで固定というか下に落ちないようします。



床の断熱材は土台や大引きの間にピッタリはまるように
工場カットされています。
なんといっても現場で切りくずやゴミが出ないのが
いいですね。


断熱材をはめ込んだ後は
土台、大引きと断熱材は完全に密着しているわけではないので
気密テープを張って隙間風を防ぎます。



初めは透明の気密テープを使っていましたが、
目立たず貼り忘れのチェックが大変なので
今は黒いテープを使っています。

最後に床の合板を張って1階床下地完成です。



この段階を見計らって上棟日の朝一に使う材料を搬入、
床の上にその材料を置いて



ブルーシートをかぶせて上棟を待ちます。

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