あふれる画像の良し悪し?

昔は毎月1万円以上かけて建築の本を買っていたんですが、、、

最近は年に数冊買うか買わないかって感じになっています。

改めて本棚を見てみると

学生時代から買い続けた月刊誌が2012年でとまっているんで

建築関係の本を買う事をやめて6年ぐらい経つようです。

 

たくさん買っていたころは常に最新の情報を知りたかったし

(私の場合、法律とか技術とかではなくて、話題の建築作品や建築家の情報です)

そういった本がズラリと本棚に並んでいるとそれだけで

ケンチクやってます~っていう雰囲気がでるし

っていう理由で買ってたような気がします。

 

先日おっきな本屋さんに行ったんで久しぶりに建築コーナーを見てみたんですが

ほんと不思議なもんで

昔は必至で見ていた巨匠たちの本に全く興味がわかず

するっとそこは通り抜けて

もうちょっと気楽なコーナーへ。

 

最近の流行りなんでしょうけど、、、

「小さな家で、、、」「豊かに暮らす、、、」的な本がたくさんあって

まぁ~jigsawのコンセプトそのままなんでパラパラとみてみると

ほんとどれも素敵で居心地よさそうで気持ちよさそうな写真が

たくさんのっていました。

そういうのを見るとですね

これぐらい俺でもできるぜぇ~

って思ってみたりもするし

これ自分で考えました~って言いながら真似もしたくなるし

とりあえず買って帰ろってなるんですが

結局それらの本も買わずに申請で必要な資料だけ買って帰ってきました。

 

なんていうか、、、もうそろそろ、、、

読んだり見たりして、そんな中から答えを見つけるっていうやり方ではなくて

自分自身できちっといい家について考えて建てていく

っていうことを目指したいなという感じになったような気がします。

 

ほんと情報というかきれいな写真があふれていて

探したり見つけたりするっていう作業が

なんか自分で考えたことのように錯覚してしまうんですよね。

 

インスタ映えする暮らしではなくて

もっとリアルな豊かさとか暮らしについて

自分の頭で考えたいっていうことなんですが、、、

いやぁーほんと自分で考えることが難しい時代だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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