準備は万全 —続き

上棟までの準備のお話の続きです。

 

せっせと基礎にたまった水を抜いた次の日、
まずは床下の掃除です。



 

床下といってもキレイな方が良いのはもちろんなんですが
家が建った後、点検のためにその床下へ入る私にとっても
この清掃はとても大事(笑)
床下にもぐること自体が大変なんで、
更にそこが汚いとなるとテンションが下がりますからね。



 

清掃後、小西大工は大引(おおびき)っていう部材を仕込んでいきます。
次の私の作業説明が長くなるのでこちらはサクッと
写真をご覧ください~

大引の裏側に金属でできた脚をつけて





 

水平を確認しながら土台と土台の間に取り付けていきます。





 

足元はボンドべっちゃりで安心固定。



 

っで私は断熱材を担当。
いつもは木と木の間にスパッと入るように
工場でカットされてくる断熱材、
今回は現場でカットしていきます。

ものは試し、せっかくなんで自分でカットしてみるかっ!
(まぁ~失敗してもここは友人の家やし・・・)
っていう軽めのノリで丸のこを使いギュィーンとカット。
全身青い発砲スチロールまみれになりながら50枚以上を
切りました。



シャカシャカのようなものを着ていればよかったんですが
フリースを着ていたもんですから、
断熱材の粉がなかなか取れず1日中全身についてました・・・



 

ノリは軽めですが、作業はかなり慎重に丁寧にやりましたので
  ——自分で言うのもなんですが
仕上がりはかなり完璧です。

小西大工からは
「実際の寸法より2ミリずつ小さく切ってね」
って言われていたんですが、
「いやいや1ミリの差でいけまっせっ!」
って心の中で思っていざ実行。

案の定、寸法はピチピチすぎてなかなかすんなりと
入ってくれません・・・
でも更にカットするほどではないので
1枚1枚バシバシバシとたたき入れていきました。
おかげで隙間なく断熱具合はプレカットを超えたのではないかと
感じるほど。



 

断熱材を入れ終えたら
その上に小西大工が分厚い合板を留めつけていき
私がその釘ピッチを順次確認して作業は完了です。



 

最後に作業が完了した床の上に
材料を搬入して上棟準備は無事終了です!







 

そんな準備の甲斐あって
【マサムネ工房さんの家】昨日無事上棟しております。
上棟の様子はまた後日UPいたします!

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