基礎のポイント①

人から言われたり、
本で読んだりしたことで
忘れられずずっと頭の中にある言葉が
いくつかあります。

教訓的なものもあれば
どうでもいい内容のものも。

もうかるく10年以上前、
ある服屋さんで店員さんと話をしているときに
言われた一言、

「月並みな言葉ですが…
 やはりおしゃれは足元から…ですよ」

ってそれぐらいは聞いたことありますし、
店員さんも知らないだろうと思って言ったわけでは
ないと思います。

でもその時の店員さんがなんとも上手かったんですよ。
言うタイミングとか、持ってきた靴とか、
エピソードトークとか。
だから服を買おうとするとき、
毎回毎回その月並みな言葉が浮かんできます。
教訓といえばそうですが、
まぁどうでもいい言葉なんですがね。

結果はその時は店員さんの上手さも
予算の壁を超えることが出来ず、
購入には至りませんでしたが
今でも靴にはお金をかける方だと思いますし
服の半分ぐらいはそのお店で買っています。

そんな訳で今回は建物の足元のお話。
つまり基礎です。



—現在工事中のGOUさんの家の
基礎中に書こうと思っていたんですが、
現場はすでに大工工事真っ只中、
基礎はとうに完成しております—

基礎のポイント①は何といっても鉄筋組み。
コンクリートの中に埋まる鉄筋の太さや本数が
きちんと構造計算に基づいたものなのかどうか
ということ。






木造住宅の場合、
いまだに構造計算されず、
簡易的に割りだされたり、勘であったりで
鉄筋が組まれているケースがあります。

計算された鉄筋組みとそうでないものは
明らかに違います。
組まれた状態を見れば一目でわかります。

街中でよく見かけるのはむしろ
「こりゃあかん」って方なんで
まだまだ構造計算は多数派ではないのかも
しれません。

どれだけローコストな条件でも
構造計算をするしないの部分に
予算の壁はありません。
構造計算より大事にすべき要素なんか
一つもないですから。

セコムしてますか?
の前に
構造計算してますか?
です。

基礎のポイントはまだまだあります。
また別現場で少しづつご紹介いたします。

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