間取り解説~ 続き3

間取り解説最終回!
リビングダイニングです!!

 

マサムネ工房さんの家に限ったことではないんですが
リビングダイニング廻りの間取りを考えるとき
ポイントにしている考え方が一つあるんです!

 

それはリビングとダイニングを
“一体のスペースとして考えない”
ということ!

 

たったそれだけの事なんですが
実はそれだけでぐっと間取りが良くなるケースが多いのです!
  ——とは言っても結果的にリビングとダイニングが横ならびに
   なるケースは多いんですけどね・・・

 



リビングとダイニングは
“ くつろぐ ” ところと “ たべる ” ところなんで
必ずしも一体である必要はありません。

 

ダイニングとキッチンは
“ たべる ” ところとそれを “ つくる ” ところなんで
切り離せませんね。

 

なのでリビングはこの辺に配置して
ダイニングキッチンはこの辺かなぁ~という感じで
【分けて】間取りを考えていくっていう感じです。

 

今回のマサムネ工房さんの家でも
結果的にリビングとダイニングは横ならびですが
間取りを考える上では分けて考えています。

 

そのなごりがこの壁!





 

別になくても問題ないちょっとした壁なんですけど
なんていうか・・・

 

リビングとダイニングをちょっとずらしたり、
少しの壁で仕切りっぽくしてみたり、

 



 

そうすることで
リビングとダイニングが完全に一体のスペースではなくて
それぞれに居場所ができるっていう感じ。。。

 

もちろん一体のひろーいリビングダイニングもいいと思うんです。

 

でもでも
ズレたり感覚的な仕切りでなんとなくわかれているスペースにあって
一体の広いスペースにはないものがあるんです。

 

▼リビングダイニングがずれている例





 

 

リビングとダイニングのようにスペースが分かれているということは

“ あいだ = 間 = 何かと何かにはさまれたところ ”
が生まれます。

まぁ~“ 境界 ”っていう事も出来ます。
完全に分かれている場合はそこには “ 壁 ” であったり
“ 戸 ”  があったりするんですが

今回のようにゆるーく分かれている時、
そこには

“ あいだ = 間 = ま ”
が生まれます。

 

心からいいなぁ~と感じる家は
間違いなくその “ ま ” の 取り方 がうまいんですよね~

 

そう

 

“ ま ” 取り

 

“ 間取り ”です。

 

4回にわたって間取り解説をしてきました。
“  間取り  ” って各部屋の配置とか動線とかっていうよりは
部屋と部屋の “ あいだ ” の取り方なんですね。

っで、それが本当に難しいし
そこの上手い下手が設計の良し悪しだし
我々設計者の価値なんかなぁ~と思ったり・・・

 

さてさて
マサムネ工房さんの家、
間取りはどうでしたでしょうか???

 

間取り解説 “完”