住宅会社選びが難しい理由2つ

前回注文住宅を建てる難しさを書きました。
今回は住宅会社選びの難しさを書きます。


住宅会社を選ぶことが難しい理由は二つ。
①住宅会社が多すぎる。
②各社が弱みを見せない。


①住宅会社が多すぎる。
そもそも住宅を手掛ける会社が多すぎます。
車の場合、海外メーカーを入れても
十分比較検討が可能な数です。
住宅会社はというと
私の事務所がある兵庫県だけでも
おそらく300社以上はあるでしょう。
設計事務所も検討にいれるとなると
とてつもない数になります。
すべてを検討するわけにはいかないので
なんとなくこの会社いいかなぁと思っても
もしかしたら他にもっといい会社が…
となってしまいます。

②各社が弱みを見せない。
どの会社のホームページもカタログも
自社の強みやこだわりが書かれています。
例えば
一条工務店の場合、「家は性能!」ですし
へーベルハウスは「鉄骨とへーベル板を使った
高耐久な家」です。
ケミカルなものを排除し昔の家づくりを
お手本にした無添加住宅というものもあります。
コスト勝負の会社であれば坪単価〇〇円!となり
前々職の住友林業は…
「理想をかなえる自由設計。設計満足度97.9%」
マジっすか!?

しかしながら弱みの部分やこだわりのない部分は
ほとんど書かれていないんです。
設計の自由度は少ないです、とか
デザインはそれほど考えていません、とか
気密性能は低いです、とか
耐震等級低いです、とか
坪単価高いです
とか。

つまり比較しようと思ってもこんな状態です。


性能さえよければ、構造が鉄骨でさえあれば
他は何でもOK!っていう方でない限り
なかなか選別できるものではありません。

一条工務店の高性能な家と
へーベルハウスの丈夫な家は
鉛筆とハサミのようなもんで
比べようがないんです。
鉛筆はシャーペンと、ハサミはカッターとで
比較するもんですからね。

強みの部分や弱みの部分、各価値観について
どんなウエイトの置き方をしてるか、
同じ基準で各会社を比較出来ないということが
住宅会社選びを困難にしている原因です。


家づくりにおいて大事なことは
「なぜ家を建てるのか」
そのために
「何を重視して、何は妥協できるか」
を整理することかなと思っています。

間取りとか外観、インテリアデザイン、予算、
素材や性能、構造や工法、メンテナンス性や耐久性、
等の要素や
広さとか、庭の必要性とかの価値観の部分、
それらのバランスの取り方が重要やと思います。

ご家族のウエイトの置き方と近い住宅会社が
が分かるようになれば
住宅会社選びも少しは楽になると思います。

こんな感じやったら
選びやすくないですか?